2018/5/11
スマートフォンが普及したことに伴い、急増しているのが肩こりです。
それまで肩こりを感じたことのなかった人も、スマートフォンを使うと肩がこる、というような症状を訴えたりしているのが現状です。
ですが、肩こりはスマートフォンを使っている人全員が、肩こりで悩んでいるのかというと、そうではありません。
スマートフォンを使うから肩がこるのではなく、スマートフォンを使うときの状態で肩がこるのです。
一般的にスマートフォンを使うときの姿勢は、真っ直ぐ姿勢正しくというものとは、程遠いかと思います。
電車や周囲の人を見てみても、スマートフォンを見ながら、首を下に傾けて画面を見続けています。
この姿勢を数分するだけで肩がこるわけではありません。
問題なのはこの姿勢をとり続けることなのです。
首を下に傾けることで、頭の重みを支えるために、首の筋肉や肩の筋肉は緊張します。
つまり、筋肉が収縮をし続ける状態、力こぶをずっと作っているような状態になります。
このように硬くなった筋肉は血管を圧迫し、血流を悪くしてしまいます。
血流が悪くなると筋肉に必要な酸素や栄養が不足し、筋肉は酸欠状態となります。
この硬さを放置し続けると、トリガーポイントという肩こりの症状の引き金となる筋肉の硬さが、できてしまうのです。
その対処法としては、まず根本的なこととして、
①長時間の使用を避ける→筋肉は性質として、30分収縮した状態のままでいると固くなるからです。
②お風呂で温めて血流を回復させる→血管が広がり血液が循環しやすくなるからです。
③ストレッチをこまめに行う→強度や頻度の目安としてやりすぎは良くないですが、日常生活の中に少しずつ取り入れられると、より改善します。
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