- 慢性的な腰痛に加え脚にしびれを感じてきた。
- 体を前後に倒すと脚が電気が走るように痛む。
- 座っているとお尻から太ももがうずくようにダル痛い。
- ギックリ腰の痛みがなかなか引かない。
- 腰が痛くて、腰やお尻とたたくと痛気持ち良い。
腰椎椎間板ヘルニアとは？
腰痛の原因で腰椎椎間板ヘルニアの診断を受ける方が多くおられます。
そもそも腰椎椎間板ヘルニアとはどのような状態かというと腰椎という骨と骨の間に椎間板というクッションがあり、何らかの原因（繰り返しの外力や交通事故など）でクッションの中の髄核という硬い物質が飛び出した状態を椎間板ヘルニアといいます。
椎間板ヘルニアになると、近くを通っている神経に触れるのでその神経の走行に沿って腰や足に痛みが生じるといわれてきました。
近年アメリカの研究で腰椎椎間板ヘルニアと腰痛の相関関係はないという論文が発表され、その論文が賞を取っています。
下の図をご覧ください。
この研究結果は、腰痛がない方の腰を画像診断した結果、腰椎椎間板ヘルニアなどの構造的な異常が約 7 割の方に見つかったという研究結果です。
腰痛の真の原因は腰椎椎間板ヘルニアなどの構造的な異常ではないということです。
では、椎間板ヘルニアが原因と思っていた腰痛やしびれの真の原因は何なのか?
それは筋肉です。実際椎間板ヘルニアと診断された方の痛みで背骨の真ん中が痛いという方は非常に少ないのではないでしょうか?多くの人は腰の右側、または左側もしくは両側に症状が出現していませんか?何が言いたいのかというと、椎間板ヘルニアは背骨の腰椎と腰椎の間からクッションが飛び出ているので、この理論から考えると骨と骨の間が痛いはずです。また、椎間板ヘルニアは動いたら飛び出て、安静にしていたら引っ込むものではなく、ずっと飛び出ているものなので、動かすと痛いや安静にしていると楽。などはなく基本何をしていても（安静にしていても）痛いということになるはずです。
そのようなことがないのは、原因が別にある証拠です。
動かして痛いなどは、筋肉に原因がある一番確かな情報です。なぜかというと身体を動かす時には筋肉を使わないと動かないからです。
上記のことからも椎間板ヘルニアからの腰痛やしびれと思っていた症状も実は筋肉を施術することで症状が改善することが多くあります。
私のこの腰の症状やしびれは筋肉からかもしれない…と思った方は平川整体院にお気軽にご相談ください。
