昔交通事故で首を痛めたり、転倒してから首の調子が悪い方多くおられます。
このむちうちはどのようにして起こるのか?
むちうちは首に直接刺激が入ったり切れたりするわけではありません。
例えるなら車のシートベルトを思いきり引っ張った時にカチッと硬くなり動かなくなりますよね?
実はむち打ちはそのシートベルトと同じように首が前や後ろに素早く引き伸ばされた時に
これ以上伸ばされると筋肉が切れると判断して
防御反応が起きて硬くなることで起こります。(伸張反射といいます)
その結果筋肉の硬さが出来上がって、筋肉の中に血流が
上手く流れなくなってコリが生じます。
このコリが痛みになって慢性化していくことで
むちうちの症状が治らなくなってしまいます。
首が固まったままになると首と関係が深い
肩甲骨の動きも悪くなります。
肩甲骨の周りにはたくさんの筋肉がついているので、
肩甲骨の動きが悪くなると筋肉は硬くなり血の流れが阻害されてしまします。
つまり
むちうちにより首の筋肉が固まる→肩甲骨の動きが悪くなる→肩甲骨の周りの筋肉が固まる
これにより肩こりが発生してしまいます。
この場合根本的な原因である首の筋肉のコリを解消できれば
肩こりも改善する可能性が高いです。
やり方は簡単です☆
用意する物 少し大きめの枕
①上向きで寝転がります
②枕に沈み込むように頭を押し付けていきます
③5秒間グーっと押し付けます
④3秒休みます
③④を15回繰り返します。
以上です!
この体操の目的は「固まって動きにくくなった筋肉を動かして血流を促すことです」
つまり固まった筋肉を一時的に力を入れて力を抜くを繰り返すことで
筋肉のポンプ作用の働きで血流が改善されます。
※痛みが強くなる場合は止めてください