ストレッチは肩こりや首コリといった筋肉から出現している症状に大変有効的な方法です。ストレッチの方法は沢山ありますが、どれも正しく行わないと効果が出ないのはもちろん逆効果になる場合があります。
ここでは正しいストレッチ方法と肩こりに効く代表的なストレッチ方法を紹介します。
ストレッチを行う時の注意点
ストレッチを行っている人で痛いぐらい伸ばす方が効果があると思っている方もおられるますが、これは間違いです。ストレッチで痛みを出してしまうと『伸張反射』という反射が出てしまいます。
伸張反射とはこれ異常伸ばされると筋肉が切れてしますので、逆に筋肉を縮めようとする反射です。痛いストレッチの際はこの伸張反射が出ている場合が多く筋肉を伸ばしているようで実は筋肉を縮めていることも多くあります。ストレッチは痛気持ち感覚で行い効果のあるストレッチを行ってください。
ストレッチは原則15秒以上行って下さい。これはなぜかというと短い時間だと筋肉はリラックスする出来ないからです。筋肉は伸ばされた瞬間に反射として伸ばされたので縮めないといけないという反応がでます。
その後この伸ばされ方なら大丈夫と認識し筋肉がリラックスし伸びていきます。この伸ばされてもよいと脳が判断するまで約10秒程度かかるといわれています。なので10秒間のストレッチだとやっと伸ばされていく状態になったところで終わってしまっているということになります。
ストレッチをする際に大切なことはリラックスすることです。リラックスをするためには呼吸を意識することです。呼吸を意識するだけで身体はリラックスするのでより筋肉が伸ばされやすい状態になります。
特に意識して頂きたいのは息を吐くことです。人は息を吸うときに力が入りやすく筋肉が緊張してしまいます。息をゆっくり吐きだすことを意識するだけでストレッチの効果が上がります。ストレッチを行う際は是非呼吸を意識してみてください。
④ ゆっくり行う。
肩こりの効果的なストレッチ方法は静的に行うことが重要です。ストレッチには動的なストレッチt静的なストレッチがあります。動的なストレッチとは勢いをつけておこなうストレッチで、静的ストレッチとはゆっくり時間をかけながら行うストレッチになります。
動的ストレッチはよくスポーツの現場で行わることが多いストレッチで、激しい動きを行う前に筋肉を刺激して興奮させ動きやすい状態にする目的があります。一方静的ストレッチは時間をかけて筋肉をリラックスさせることが目的です。肩こりの症状の筋肉の状態は筋肉が緊張状態になっていますので筋肉をリラックスさせて筋肉を緩める必要があります。なので肩こりのストレッチは静的ストレッチが大変効果的です。
肩こりに効くストレッチ
《僧帽筋のストレッチ》
《後頸筋のストレッチ》
正しくストレッチを行えば肩周りの筋肉は緩みます。ただし、長年の肩こりやストレッチを行っても一時的には良くなるがすぐに元に戻るなどは根本的な治療が必要な肩こりになります。
肩こりの原因筋を正しく把握し根本治療を行うと長年の肩こりの症状も必ず改善します。肩こりでお悩みの方は一度当店にご相談下さい。